​展示写真

空間づくりの為に、今回写真をキャンバス印刷にしたので、元データではなく展示写真のそのまた写真を載せています。見づらいかもしれませんが、雰囲気を感じ取っていただければ。

とことん

蟻塚とハヌマンラングール この時の旅行では群れを見つけて、日の出とともに観察を始め、彼らが休む正午に宿に戻り昼寝。また昼過ぎから泊まりまでの観察する生活を数日間続けた。時間帯による行動の変化など、とことん付き合ってこそ見えてくるものがある。

ただ、圧倒される

乾季の数日間だけ森と空を埋め尽くすエンカゴの種子 その途方もない生物量と勢い、生存戦略の奥深さに言葉を失う。 知識も大切、冷静な観察も大切。でも頭でっかちになり過ぎないように。時にはただ圧倒され、感動し、畏敬の念を抱く。そんな時間を無くさないように。

会いに征く

フィリピンのカタゾウムシ 図鑑で心を掴まれ、標本を見て魅了される。でも、どうしても自分の想像力が追いつかない時がある。 現地に探しに行って雨水や土、苔にまみれて動き回っている様子を見ると、こんな素晴らしい生き物たちと同じ地球に住んでいることに改めて感動を覚える。

見つめる先に

移動前のチンパンジー 彼らを週6日追う生活をしていた。 視線の動きや身体の力み具合からいまの快or不快、そして次の行動を予測し追跡・観察をする。心を通わせるだなんて烏滸がましいことは望みたくないから、彼らの些細なシグナルを読み取って付き合ってもらうのが良い。

時季を選ぶ

繁殖期のシュレーゲルアオガエル 通年いつでも同じように観察できる生き物はあまりいない。その時々で出現場所や行動が変わる彼らのライフサイクルを調べ、探す。 それを逃すと次のチャンスはまた一年後。

環境を変える

ミヤマオダマキ、キバナノコマノツメ、ガンコウラン(高山植物) 適した生息環境の違いや他種との競合の結果、自然には“そこにしかいない”が沢山ある。普段と少し違う生き物に出会いたくなったら、環境を変えてみる。標高を変えるのも一つの手。

静かに待つ

ツワブキの蜜を吸うヒメクロホウジャク 野外に出ると大きな図体で草木を揺らし音を立てざるを得ない自分に嫌気がさす。そんな時は良さげな場所で座り込みじっと待つ。嵐が過ぎ去ったと思った者たちが蠢き出す。近くにもやってくる。歩き回っていては気づかなかった小さな生き物たちの営みに気づくことができる。

その時と、その後と

巣に篭るクサグモ幼体 ヒトとは全く異なる時間軸で生きる彼らと共有できる時間は実に刹那的。目の前にいる彼はじっと止まっているけども、後ろに脱ぎ捨てられた脱皮殻、身体の下に置かれた虫の死骸。一瞬の出会いでも痕跡を頼りに彼らの生き様を覗き見ることができる。

居なくても

雪原に残る足跡 野生動物、特に哺乳類の場合は彼らそのものを観察する機会は稀。それでも沢山のヒントを残してくれる。食痕、足跡、糞…そこから多くのことがわかる。 さて、この足跡の主は誰でしょうか?(写真の下縁に答えを貼っています)

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